Kisara短観。母の声に導かれ、語り部として真実を書き続ける。
2011年3月17日、筆者は自衛隊の原発放水と株価急騰を見ながら、母の声を心に聞く。「書き続けろ、真実を明らかにせよ」との声に導かれ、震災の只中で自身の役割を再確認する。幼少期から「神様からの授かりもの」と言われた自らの天分を発揮し、日本中に響く語り部として書き続ける決意を新たにした。
2011年3月17日、筆者は自衛隊の放水活動が株価を急上昇させた様子を目の当たりにし、市場の非情さを再認識する。時事的なテーマを書くことに気乗りしない一方で、記録的に増えた読者の存在と亡き母からの声に背中を押され、真実を語る「語り部」としての自身の役割を再確認。母の言葉を引用しながら、天命として、日本中に響くよう書き続ける決意を新たにする。
Kisara短観。
2011/3/17
出社前に、自宅で、自衛隊の放水場面を見たのだが…1回目は見事なほどの命中だったから尚の事……この瞬間に株価は飛び跳ねているだろうな…出社してみれば、全く、その通り…一部上場大企業の株が瞬時に3%強も上がる様な事は、これまた稀有な事な訳だから
…何を考える事もなく、ただ株取引を行っている人たちは、二度とない相場で大儲けをしているのだろうな、とは思う。
私は、時宜の事にリンクした事を書くのは本来は好きじゃない。
でも、今は、今そこに在る事の中に、私が書かねばならない、本質的な問題も、様々に、むき出しになって現れていると思う。
昨日、あまりにも時宜にリンクしている事に、少し、気の重さを感じていたのだが、今朝、前述したように読者の方たちが記録的に増えているのを見た時、「書き続けろMikio」、という母親の声を聴いた様な気がした。
「お前の役割は、書き続けること、真実を明らかにすることなのだから、書いて書いて書き続けなさい。わたしも、ちゃんと読んでいるから。いつも見ているから」、と。
メルマガとして書かれなければない事は、その様に書き続けて、今、そこに在って、お前にしか見えない事、言えない事は書きなさい。あなたは、そのような語り部として生まれた人間でしょう。
わたしも、小さい時から、あなたは神様からの授かりものだと感じてた。
だから、あなたが小学生の時に、皆を支えて来た、わたしの魚の行商先の、一番良いお得意さんだった、東芝の仙台支店長さん夫婦から、あなたを養子にもらいたい、という話が在った時、わたしは真剣に、そうした方が良いのかもしれないと思ったから、あの時、あなたに、話したんです。
この家に置いておくよりも、あなたは、あの御夫婦の元で、思う存分勉学に励んだ方が良かったのでは、と。
でも、あなたは、全てを乗り越えて、神様が貴方に与えてくれた天分を、今、発揮しだしたのだから、書きなさい。
書き続けて、貴方の天の声を、日本中に響かせて下さい。
21日に、来ない事も分かっていたから、気に病むことはない。
あなたには、子供の時から本当の輝きが在った。
あなたの声を、日本中に響かせて下さい。
皆、今回、わたしと一緒に死んだ閖上の人たちも、皆、あなたの声を聴いているから。
あなたは子供の時もそうだったけど、閖上が生んだ戦後の大スター(笑)なんだから。
わたしたち、皆の分も頑張って、永遠に生きるつもりで頑張って書いて下さい。
書いて書いて書き続けなさい。