京都府立植物園の薔薇園と揚羽――フィンジ《エクローグ》版2026.5.9

2026年5月9日早朝、京都府立植物園の薔薇園を開園直後に撮影。満開前ながら素晴らしい写真が撮れ、モンキアゲハと揚羽にも遭遇。長年通い続けた植物園への記憶と時間を、ジェラルド・フィンジ《ピアノと弦楽のためのエクローグ》とともに描く映像詩。

2026.5.9
京都府立植物園の薔薇園が満開になる前だけれども、中之島薔薇園の撮影を開始し出した時から、京都の天気予報もチェック…今日が、京都へ行く最初の日と決めていた。
昨日、横浜の薔薇園をカットして思い切り早めに帰宅したのも大正解だった。
24時に就寝。
6時前に目覚めた私に過った事。
或る時期の様に、京都府立植物園開園と同時に入場して撮影しよう。
大正解だった。
とても良い写真が撮れた。
おまけに薔薇園で撮影中に黒揚羽のキングであるモンキアゲハ(紋黄揚羽)が出現した。
実に久しぶり。
或る時期、私は黒揚羽に魅せられて撮り続けていた…わけてもモンキアゲハ。
睡蓮の池で遭遇し、結構な時間、撮影できた日もあった。
今回は、全くの予想外で、止まる事もなかった。
そんな私を慰めるかのように帰り際に揚羽が出現。
私は親友に電話中だったのだが、揚羽に話しかけた。
おいで、おいで…
私の願いは通じて、彼(彼女)は、私の目の前に止まってくれた。
以前なら、私もいつまでも撮り続けただろう。
誰よりも、この薔薇園を訪れ撮影した人であると言っても過言ではない私だから、撮影時間は、わずか、1時間。
帰宅して11時開始の大谷の試合に十分間に合う時間。
その時間を少しだけ、彼(彼女)に費やした。
京都府立植物園と私に最も相応しい曲を探しあてた。
私は滂沱の涙にくれた。
私と京都府立植物園の長い付き合い。
膨大な撮影時間の日々。
この曲以上に相応しいものはないと言っても過言ではない。
そして、もう一つ、この薔薇園に相応しい音楽を見つけた。
ジェラルド・フィンジ《ピアノと弦楽のためのエクローグ》。
この曲には、静けさ、追憶、柔らかな光、人生の午後のような時間が流れている。
京都府立植物園の薔薇園と、長年そこへ通い続けてきた私自身の時間に、これほど寄り添う音楽は稀である。
音源はYouTubeから。

Gerald Finzi:Eclogue for Piano and Strings
ジェラルド・フィンジ:《ピアノと弦楽のためのエクローグ》

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください