李宇衍氏を襲った韓国反日の現実――野獣のような怒号と反日種族主義の暴走
2019年8月29日発信。
月刊誌WiLL掲載の「韓国の良識・李宇衍インタビュー」を紹介し、ジュネーブの国連人権理事会で史実を語った李宇衍氏が、帰国後に研究所で暴漢に襲撃された事件を取り上げる。
韓国のホワイト国除外への反応、文在寅政権の反日政策、慰安婦合意破棄、徴用工判決、反日不買運動、情報統制、そして韓国社会に根づく反日種族主義の危険性を論じる。
2019-08-29
昼間に見ず知らずの二人が研究所に来て数十回も玄関の扉を蹴り「李宇衍売国奴、親日派、出てこい!」などと建物全体に響く野獣のような大声を上げて私を呼び出して、
以下は月刊誌WiLL今月号に「NO韓国―絶縁宣言!」特集に、韓国の良識・李宇衍インタビュー、と題して掲載されたインタビュー記事からである。
李宇衍 落星台経済研究所研究員。
聞き手/松木國悛。
親日的発言をしたら暴漢に襲われることに。
韓国の反日は過激さを増すばかりなのか。
李宇衍氏は文在寅政権の暴走に危機感を持ち、韓国の赤化を防ぐため、日本との友好関係の道を模索している良識派学者の一人。
七月、ジュネーブの国連人権理事会本会議でも松木國悛氏と共にスピーチを行っている。
ところが、韓国に帰国後、暴漢に襲撃されることに。
韓国の反日感情はとこまで高まっているのか。
李氏に韓国の現状と自身の状況について語ってもらった。
野獣のような大声で。
松木
まず、自国で襲撃されたときの状況はどうでしたか。
李
昼間に見ず知らずの二人が研究所に来て数十回も玄関の扉を蹴り「李宇衍売国奴、親日派、出てこい!」などと建物全体に響く野獣のような大声を上げて私を呼び出して、私を指差して、私の顔に唾を吐きかけました。
松木
にもかかわらず、警察当局は動かなかったそうですね。
そうした勢力に対して、今後、どのような対応をとるおつもりですか。
我々は暴漢に襲われても李先生が所信を曲げることはないと信じていますが。
李
刑事、民事の全ての責任を取らせねばなりません。
どのような言葉を浴びせられ、暴力的な行為にさらされても、私たちはどこまでも私たちの主張を曲げることはありません。
また公開討論も要求するつもりです。
松木
韓国の「ホワイト国」除外について、圧倒的多数の日本人が賛成しています。
文在寅政権や韓国メディアはどこまで日本の状況を把握しているのでしょうか。
また、日本側は日韓関係75年の清算だととらえていますが、そのことについても韓国はわかっていないように思います。
李
これまで韓国は歴史を歪曲してまで両国間で、また国際外交舞台においても日本を非難し、誹謗してきました。
その過程で日本は大きな傷を負い、その傷が積み重なってきました。
その傷の大きさと深さを韓国人たちは理解できていません。
現在、日本の対応はそのような傷をこれ以上負わないという最初の公開的宣言であり、その意志は強固です。
1965年に国交正常化して以来、初めてのことです。
このような日本人の認識を韓国は理解していません。
松木
日本政府は文政権の不誠実な外交をただしているだけで、韓国や韓国人をバッシングしているわけではありません。
李
文政権は韓国史で最も“反日”を推進しており、反日を利用することにおいて最も積極的な政府です。
慰安婦合意を事実上破棄し、いわゆる徴用工問題では2018年10月30日の最高裁の判決を事実上支持しています。
しかも、日本の憂慮と韓国政府にきっちり対応してほしいという要望、二国間の外交協議や第三国による仲裁委員会の設置の要求などを全て無視してきました。
この韓国政府の姿勢を見ての日本政府の反応ですから、韓国や韓国人を決してバッシングしているわけではありません。
しかしながら、今までこのようなことが続いてきたために、日韓関係に関心を持った日本人が韓国を非難していることは客観的に見ても事実です。
このことも韓国人は事実として受け入れなければなりません。
留まることを知らない反日。
松木
地下鉄に「安倍政権糾弾」ステッカーを二万枚貼付、学校での日本産文房具不使用、蔚山地区のクジラ遊覧船料金増加(約二千円→約七十二万円)、東京五輪ボイコット……怒りを示すのに物を壊したり、物に当たったりするのは子どものすることだと思われますが、一連の日本への抗議をどのように感じていますか。
また、今後の日韓関係は、どのようにすれば正常化できると思われますか。
李
韓国の現在の反日運動、不買運動などは歪曲された歴史認識がその背景にあります。
それは問題の核心でもある昨年10月30日の最高裁判決も同じなのです。
これは前近代的な「反日種族主義」でなければ説明できません。
現在の事態は日本側より韓国側にはるかに大きな損害をもたらすでしょう。
ただし、これは短期的なことです。
韓国は第三国による仲裁委員会や国際司法裁判所に行くことに応じなければなりません。
日本は現在のような能動的、積極的態度を維持しなければなりません。
そのような過程を通して、日韓関係の歴史に対する正しい認識が韓国人の間に広がっていき、それによって長期的に見て両国関係が本質的に改善し、それぞれにはるかに大きな利益をもたらすからです。
松木
文政権の目指す方向は、どこにあると見ていますか。
やはり「赤化統一」でしょうか。
また、歴史歪曲禁止法やVANK(韓国の正しい姿を世界中に広めるために、インターネット等を介して情報宣伝工作活動を行う民間組織)による情報操作、ユーチューブなどでの情報統制・規制、言論弾圧によって、韓国国民は正しい情報を入手しにくくなっていませんか。
李
少なくとも「高麗連邦制」による統一を目指していることは確かでしょう。
他にも情報を遮断することを狙っていますが、成功はしないでしょう。
韓国人たちは新しいメディアであるユーチューブやSNSなどを利用して、新しい情報伝達体系をつくるのに熟達しており、また、そういう圧力に対してとても敏感に反応するからです。
この稿続く。