日本食が英国で爆売れ―日本を絶賛する声は「人々の実際の声」なのである

新型コロナウイルスによる死者数を低く抑えた日本への関心が、英国における日本食の人気上昇となって表れている。
高級スーパーでの日本食検索の増加、日本料理を紹介する新聞やテレビ番組への反響などを通して、日本を評価する海外の声は、日本の保守派が作り上げた虚構ではなく、「人々の実際の声」であることを紹介する。

2020-06-29
日本食が英国で爆売れ――日本を絶賛する声は「人々の実際の声」なのである
以下は、「ミスター安倍、ナイスガイ!右も左も関係なし。日本の皆さん、これが海外の本当の声ですよ!」と題して、6月26日に発売された月刊誌『WiLL』に掲載された谷本真由美さんの論文からである。
月刊誌『WiLL』は、日本国民のみならず、世界中の人たちが必読である。
まだ購読されていない人たちは、今すぐに最寄りの書店に向かわなければならない。
何故なら、本稿のような本物の論文が満載されているからである。
それでいながら、価格はたったの920円、消費税込みなのだから。
日本を絶賛する海外の人々
以下は、前章の続きである。
日本食が爆売れ
イギリスでは、消費者の行動が、このような日本を絶賛する動きを裏付けています。
お金の使い方というのは、いくらメディアで裏工作をしても、ごまかせるものではありません。
例えば、イギリスでは外出禁止期間中に、家で料理に凝る人が増えているのですが、普段はカレーやケバブが「エキゾチックな食事」であるイギリス人の間で、日本食の人気が異様に伸びているのです。
例えば、イギリスの中流以上御用達の高級スーパーでは、自社サイトの買い物検索で、「日本食」が53%も増加しているとのことです。
イギリス人というのは、日本人に比べると、食に関しては本当に保守的で、海外に行ってもイギリスのものしか食べないという人も少なくありません。
人の家に招待されても、「私はこれが嫌い」「これは食べないの」と、何も考えずに言うような人が多いし、新しいものに挑戦しようという風潮がないので、いつも似たようなものを食べている人が少なくありません。
20年ほど前まで、外国料理といえば「イギリス風の中華やカレー」で、イタリア料理やドイツ料理でさえも、手をつけない人が本当に多かった。
ここ20年ばかりで、EUから大量に人が入ってくるようになり、航空券が値下がりし、海外に行く人が増えたので、今ではタイ料理やスペイン料理も普通になってきましたが、それでも食べない人は、全く食べません。
まして日本料理となると、まだまだエキゾチックで、意味不明な食べ物だと思っている人も多いのです。
高級スーパーで買い物をする人々というのは、家計年収が1000万円以上程度はあり、海外旅行に頻繁に行くお金がある人々で、年齢層も高いので、非常に健康意識が高い。
ですが、基本的にはかなり保守的な人々ですから、寿司を食べたことがないという人もいますし、日本食に手を伸ばそうという人は、あまり多くはないのです。
その「保守的な人たち」が今、熱心に日本食を食べようとしているのは、コロナの死者数が少ない日本の健康的な食生活にあやかろうという行動の反映に違いありません。
日本でもキムチや納豆の売り上げが急増していますが、アメリカでも、韓国とドイツがコロナ対策でうまくいっているという理由で、キムチやザワークラウトの売り上げが伸びています。
コロナ対策でうまくいっている国にあやかろうという人が多いわけです。
そして、メディアでも、コロナ以後、日本食が登場する機会が増えています。
例えば、イギリスの富裕層向け保守系新聞『デイリー・テレグラフ』には日本食のレシピが掲載され、普段は遺跡や寺の話ばかりの『ナショナル・ジオグラフィック』は、「味噌を使った5つの料理」という記事を掲載しています。
イギリスのテレビで大人気のパン職人であるポール・ハリウッド氏が日本を訪問して、ラーメンや会席料理を紹介する番組に対するコメントには、「日本には最高の食事がある」「日本に行ってみたい」という声が溢れています。
日本を絶賛する反応というのは、決して日本の保守派や、いわゆるネトウヨという人々が作り上げた虚構ではなく、「人々の実際の声」なのです。
この稿、続く。

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