『文明のターンテーブル』昨日の人気ページ――外国特派員、日本報道と歴史認識への問い(2019年3月17日掲載)
本稿は、2019年3月17日付で掲載された『文明のターンテーブル』の前日の人気ページ一覧である。
第1位と第2位には、宋斗会氏、京都大学熊野寮、裵順姫氏、青柳敦子氏らを取り上げ、運動に関わる人々のつながりを論じる記事が入っている。
一覧全体で特に目立つのは、外国特派員協会と海外メディアによる日本報道を批判的に検討する記事群である。
ルモンドのフィリップ・ポンス記者、フィリップ・メスメール記者をはじめ、マイケル・ペン氏、デビッド・マクニール氏、ジャスティン・マッカリー氏、ジェフリー・キングストン氏らに言及する見出しが並ぶ。
そこでは、記者の経歴や採用形態、取材方法、引用する情報源、国内の報道や論者との関係が問われている。
日本会議や安倍政権をめぐる記事についても、どのような認識や言葉が海外報道で繰り返されるのかという問題意識が示されている。
「海外ではこう見ている」「これが国際社会の評価」という受け止め方を、そのまま権威として認めてよいのか。
この一覧に並ぶ論考は、海外の記事についても、誰が書き、何を根拠にし、どのような取材を行ったのかを確かめる必要性を問いかけている。
「歴史修正主義」というレッテルや、歴史問題を通じた道徳的優越感を批判する記事も入り、報道と歴史認識の関係が大きな主題となっている。
一方、堀場製作所の排ガス測定技術やドイツの自動車産業、戦時中のドイツ人収容を論じる記事も含まれている。
日本語と英語で関連する見出しが並ぶこの記録は、日本についての情報が国内外でどのように作られ、広まるのかを問い続ける本欄の問題意識を示している。
