尖閣を係争地に仕立てる中国の詐欺師的手口――反日謝罪男と捏造メディアの正体

2020年4月27日、月刊誌に掲載された高山正之氏と大高未貴氏の対談をもとに、中国の宣伝戦、尖閣諸島をめぐる詐欺師的手口、反日謝罪男、捏造メディアの実態を論じる。武漢肺炎を契機に、中国共産党の嘘と責任転嫁が世界に露呈しつつあることを指摘する。

2020-04-27
その後、鄧小平も「尖閣の問題は後世に委ねよう」と。
いつの間にか両国の係争地に仕上げていく。
まともな政治家がやることじゃない。
詐欺師の手口だ(笑)。
以下は、4月24日に発売された日本国民全員が必読の月刊誌に、「コロナより怖い、中国、チャイナ、ウイルスに侵された人たち」と題して掲載された、高山正之と大高未貴さんの対談特集からである。
増殖する反日謝罪男
高山
大高さんの新著『日本を貶める――「反日謝罪男と捏造メディア」の正体』、ワック、を読みました。
面白いね!
大高
ありがとうございます。
どうも日本人の中には、中国・朝鮮半島の宣伝戦を鵜呑みにして、尻尾を振っている“反日謝罪男”が多い。
高山
筆頭は丹羽宇一郎、鳩山由紀夫か(笑)。
大高
中国は、世界中にコロナを拡散させた汚名を払拭しようと、宣伝活動に必死です。
さらに、チベットの農奴百万人解放61周年とかいって、あるチベット人に「古いチベットでの苦しい日々をへて、今の生活はまるで夢のように素晴らしい。2019年に我が家が村の集団経済から受け取った配当ボーナスは十万元を超えた」、人民日報日本語版、3月28日付、と言わせたりしています。
高山
大高さんの本の中でも、ウイグルの子供を使って宣伝していることが紹介されていた。
スキー授業を受けている子供たちの写真を紹介して、無邪気に雪遊びに興じているように見せた。
いずれも、迫害の事実から目をそらせようとする政治プロパガンダにすぎない。
大高
ほかにも中国は、一帯一路は“コロナ街道”だったにもかかわらず、世界のパートナーと「健康のシルクロード」、人類の公衆衛生を守る健康共同体を、いままさに築きつつあると報じています。
チャイナネット日本語版、3月30日付。
それこそ涙ぐましい努力です(笑)。
世界中の人たちが苦笑せざるを得ないような稚拙な宣伝戦を、臆面もなくやってしまう。
でも、日本人の中には、こういった中国の宣伝を能天気に信じてしまう人もいるでしょう。
高山
中国はウソつきの天才だ。
尖閣諸島に石油が眠っているからといって虎視眈々と狙っておきながら、周恩来は領有権問題について「今、話し合うべき時ではない」と誤魔化して、明確な返答を出さなかった。
その後、鄧小平も「尖閣の問題は後世に委ねよう」と。
いつの間にか両国の係争地に仕上げていく。
まともな政治家がやることじゃない。
詐欺師の手口だ(笑)。
大高
このコロナ禍でも、むしろ、中国公船の数は増え続ける一方です。
高山
中国はそういうウソを平気でやる。
中国人ジャーナリスト、林語堂、1895年~1976年、が面白いことを書いている。
中国人は一日何をしているかといったら、朝は太極拳、それから碁を打ち、書を嗜み、午後は日本人の悪口を言う、と。
一同爆笑。
「反日」は趣味の一つなんだ。
大高
自ら「小中華」と尊称する韓国人も、「反日」がビタミン剤みたい(笑)。
高山
まさに華夷秩序で、中国によるウソっぱちの宣伝活動を、韓国は縮小して喧伝している。
大高
ピンチはチャンス。
武漢肺炎によって、中国のウソが全世界に知れ渡る絶好のチャンスですね。
高山
そうですよ。
トランプが「中国ウイルス」と言い換えたことに、中国がカエルの面に小便。
逆に、ウイルスは米国が持ち込んだと言い返した。
そんな応酬の中で、ニューヨーク・タイムズが「今こそコロナウイルスを封じ込めるために、中国もアメリカもそれぞれ知恵を出し合うべきだ」と書いていた。
どこぞの新聞が書いているような話だ(笑)。
大高
「中国人を排除するより、ともに手を洗おう」などと書いていた朝日新聞ですね。
高山
「米国が持ち込んだ」と公言したのは、中国外務省の趙立堅報道官だけど、それに対抗してトランプは「中国ウイルス」と言い直した。
中国が国際社会への責任も感じていないことへの憤りが感じられたが、ニューヨーク・タイムズは米中同レベルの喧嘩はやめようと書く。
このことでトランプを引きずり下ろし、中国を責任ある国のように装わせる。
これって、実に巧妙なデマ記事だね。
大高
米の大マスコミにも、中国の言論工作が浸透している証ですね。
ましてや日本は……。
想像するだけで暗澹たる気持ちになります。
高山
小さな事実を、まるで大きな真実であるかのようにサイズを拡大して報じる。
引き伸ばしすぎて、全体像がぼやけてしまうほどだ(笑)。
大高
ヒラリーも、トランプ大統領が「中国ウイルス」と言ったことに対して、「レイシズムだ」と北京の肩を持っています。
よほどクリントン財団にチャイナマネーが入っていたんでしょうね……。
高山
火元は明白なんだから、レイシズム云々というレベルじゃない。
大高
中国は感染源をアメリカにしたり、一時は日本だとも、微妙な表現で逃げ道を残しながら言い出しました。
さらにイタリアじゃないかとも。
隙あらば、責任転嫁して他人に罪をなすりつけようとする。
この稿続く。

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