武漢ウイルスの発生由来を書き換えさせてはならない

中国政府は初期対応を誤り、武漢ウイルスを中国全土のみならず世界に拡散させたにもかかわらず、責任を他国に転嫁し、中国こそ正しいという国際世論を作ろうとしている。櫻井よしこ氏の論考を通して、事実の書き換えと歴史捏造を許してはならない理由を論じる。

2020-05-04
中国政府は初期対応を誤り、中国全土のみならず世界全体にウイルスを拡散させた張本人だ。
にもかかわらず、他国に責任をなすりつけ、中国のみが正しいという国際世論を作ろうとしている。
以下は、日本国民必読の論文が満載された月刊誌WiLL今月号の巻頭を飾り、「わが国家の弱きを憂う」と題して掲載された、櫻井よしこさんの論文からである。
櫻井よしこさんは、最澄が定義した「国宝」の代表選手の一人である。
日本に対する至上の貢献でもある彼女の論説に、誰もが感謝するはずである。
同時に、正に真の国士でありジャーナリストである櫻井さんに比して、朝日などやNHK等のテレビメディアで論説委員やキャスター等と称している人間達の程度の酷さは、国に対する犯罪者と言っても全く過言ではないことを、心底からの怒りを持って思うはずである。

“優しさ”だけでなく“強さ”を持たねばならない。
憲法改正を起点として、自立できる国家に生まれ変わろう。

事実の書き換えを許すな。
中国政府は初期対応を誤り、中国全土のみならず世界全体にウイルスを拡散させた張本人だ。
にもかかわらず、他国に責任をなすりつけ、中国のみが正しいという国際世論を作ろうとしている。
新華社は、「我々には、米国は中国に謝罪し、世界は中国に感謝すべきだと言う権利がある」と社説に記した。
武漢発のウイルスなのに、米国発であるかのように中国側が情報操作を続けているのは、承知の通りだ。
中国共産党は、建国百年にあたる二〇四九年までに、人類運命共同体である地球の盟主として、世界の諸民族の中にそびえ立つことを目指している。
中華民族の偉大なる復興を切望する彼らは、武漢ウイルスという禍々しいものが、中華世界の産物であってはならないと固く信じているのだろうか。
世界の盟主たる中国は、武漢ウイルスを賢く克服したモデル国であり、世界のリーダーたる資格は米国ではなく中国にある。
そう思いを定め、そのために堂々と歴史の捏造を行おうとしているのである。
あまりに白々しい嘘に、嘘をついてはいけないと教育された日本人は、中国人の嘘にどう反応してよいかわからず、戸惑う。
苦笑いを浮かべ、深く嘆息する。
歴史の捏造は、彼らの得意技だ。
「南京大虐殺」も「慰安婦性奴隷」も、中国に捏造されてきた。
日本人は当初、余りに見え透いた嘘であるから、中国人による歴史の捏造は時間の経過とともに忘れ去られると考えた。
しかし、嘘も百回言えば真実となり、中国の主張を信用する一定の国際世論が形成されてしまっている。
今回こそは、武漢ウイルスの発生由来の書き換えを断じて許してはならない。
そのためにも、「COVID-19」などという紛らわしい呼称ではなく、「武漢ウイルス」と呼ぶべきなのだ。

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