森友問題とは何だったのか――籠池泰典氏が語る、野党・メディア・活動家の両面作戦
月刊誌WiLL掲載の籠池泰典氏の証言を通じて、森友問題の本質を再検証する章。土地取引問題、朝日新聞と野党の追及、菅野完氏による情報管理、塚本幼稚園への破壊工作、そして森友学園潰しと安倍政権打倒が連動していた構図を明らかにする。
2020-06-01
森友問題とは何だったのか。
周囲の雑音が入らない環境で冷静に頭の中を整理してみると、喧騒に身を置いたままでは気づかなかった物事の本質が見えてきました。
私は小泉今日子と言う人間には、全く何の興味も持っていない。
そもそも彼女は、歌手としても、役者あるいはタレントとしても、中途半端な技量の人間だろうとは思う。
だが、日本では人気者だという事は、例えば中国の情報機関等はぬかりなく知っているだろう。
彼女は私とは違い、中国と韓国には絶対に行かないなどという哲学は欠片も持っていないだろう。
それどころか、朝日新聞等を購読して育ち、朝日新聞の論説どおりの頭脳だけを持っている人間であることは、今回の、またまた朝日新聞と立憲民主党が一体になって仕掛けた安倍政権攻撃のためのフェイク報道に乗った事で明白である。
中国、韓国への訪問回数も相当なものだろうし、これらの両国において、私達にはうかがい知れない人脈も持っているはずである。
彼女は何をしているのか。
武漢ウイルスをばら撒いて世界中に史上最悪の大損害を与え続けていながら、その状況をさらに悪用して、尖閣諸島を侵犯、奪取する行動を露わにしている中国。
その中国に対して、日本国民の怒りを向かわせないために、朝日と立民が合作して始めた検察官定年についてのフェイク報道。
彼女は、それに乗じたタレント等と称する連中の親玉気分でいるらしいことを、週刊新潮で知った。
日本国民必読の月刊誌であるWiLLを購読している人達は、もう購読済みだろうから、本稿では以下の章の全文をご紹介する。
勿論、小泉今日子等が、日本国民必読の月刊誌を全く読んでいない事は言うまでもないだろう。
本稿は、森友学園騒動に唱和していたメディア関係者は、即刻、退場しなければならない事を告げている重要な証拠書面でもある。
いかにして、朝日新聞等や立憲民主党はフェイクするかを、小泉今日子等と知人の読者は、是非、教えてやって下さい。
見出し以外の文中強調は私。
全真相。
森友騒動を語る。
籠池泰典。
「安倍政権打倒」と「森友学園潰し」。
野党・メディア・活動家がタッグを組んで、壮大な両面作戦が展開された。
点と点が線でつながった。
詐欺などの嫌疑をかけられ、私は2017年7月から2018年2月まで、約300日にわたって拘置所で過ごしていました。
さらに今年、新型ウイルスが日本を襲い、緊急事態宣言と外出自粛要請が出された。
森友問題とは何だったのか。
周囲の雑音が入らない環境で冷静に頭の中を整理してみると、喧騒に身を置いたままでは気づかなかった物事の本質が見えてきました。
私に近づいた人たちの思惑や、身のまわりで起こった不可解な出来事、いわば点と点が一本の線でつながったのです。
昨年9月、長男の佳茂が『籠池家を囲むこんな人たち』、青林堂、という本を出しました。
森友問題の裏側を描いたものですが、そのとき周囲の人たちは、「こんな本を読んではいけない」と口をそろえて言っていました。
ですが、主張を知らなければ評価しようがありません。
まず、知人に教えてもらったユーチューブ動画、WiLL増刊号、2019年8月22日で、佳茂が「父親の教育は間違っていない」と訴える姿を見ました。
さらに先日、佳茂の本を初めて読んでみた。
多少の認識の違いはあるものの、大まかな流れや森友問題をめぐる人間関係の構図は、大枠では当たっていました。
振り返ってみると、私の知る範囲の外で、局面が大きく動いていたのです。
今は、何が正しくて何が間違っているかわかります。
安倍政権にしても野党にしても、良いところは良いし、悪いところは悪い。
これまでは「反安倍」を掲げる勢力に踊らされていた部分もありましたが、これからはすべて是々非々で判断していきたいと思っています。
大騒動の渦中に。
2016年、豊中市会議員の木村真氏が、「瑞穂の國記念小學院」建設予定地の土地取引について、財務局に情報公開を請求しました。
ところが、売却価格は公開されなかった。
そこで2017年2月8日、木村氏は財務局の対応を違法として、大阪地裁に提訴した。
これが森友問題の発端です。
木村氏の追及に乗ったのが、朝日新聞と、『安倍官邸vsNHK』、文藝春秋、の著者でNHK記者、当時、の相澤冬樹氏でした。
森友学園のホームページをみると、「名誉校長」として安倍昭恵さんの名前が記されている。
安倍夫妻と私たちの関係に目をつけたマスコミと野党議員が、嬉々として学園を訪れました。
真っ先に駆けつけたのは、辻元清美衆議院議員です。
それ以来、朝日新聞が森友問題を報道し続け、その記事をもとに野党が安倍首相を追及することになった。
2月17日、森友学園の土地取引について野党に質問された安倍首相は、「私や妻や事務所が関与していたら総理大臣を辞める」と発言し、いよいよ野党は何が何でも関与の証拠を突き止めようと躍起になった。
この一言によって、結果的に人生を狂わされた人たちも多くいましたし、小学校開校も断念せざるを得なくなりました。
断腸の思いでした。
かくして森友学園は、国家を揺るがす大問題の渦中に巻き込まれてしまったのです。
開校目前で夢破れる。
そもそも、森友問題の本質は、約9億6千万円の土地が1億3400万円で売却されたことが適法かどうかというものです。
森友学園が国有地の定期借地契約を結んだ後、地中に大量のゴミが埋まっていることが判明しました。
財務省としては、ゴミの撤去が必要な瑕疵物件を売りつけたことになり、その影響で開校が遅れたりすれば、訴訟を起こされかねない。
そこで、瑕疵担保を除外して格安で売り切ってしまおうと考えたのです。
森友学園の土地取引に問題がなかったことは、裁判でも明らかになっています。
ところが、新聞やワイドショーは、問題の本質ではない森友学園の教育内容にも矛先を向けました。
3月5日から行った小学校の入学説明会には、案の定、マスコミが殺到し、保護者にインタビューしていました。
保護者に扮して、隠しカメラで説明会を盗撮する人もいた。
営業妨害以外の何物でもありません。
メディア報道が過熱を極める3月10日、当時の担当弁護士からの提案で、我々は認可申請を取り下げました。
念願の小学校開校を目の前にして夢破れたのです。
許認可をめぐっては、「維新の会」の手のひら返しに怒りを覚えます。
当初、大阪府は小学校の認可に協力してくれました。
維新は、規制を緩和して認可申請の窓口を開けてくれた「味方」だった。
しかし、野党とメディアが森友問題を政局化するなか、政権と共同歩調をとっていた大阪府、すなわち維新は、態度を一変させて認可を取り消そうとした。
だから私は、国会の証人喚問で「ハシゴを外された」「一番悪いのは松井知事」と、維新を強く非難したわけです。
アンダー・コントロール。
認可を取り下げた直後、佳茂がジャーナリストの菅野完氏を連れてきました。
以降、菅野氏がメディア対応を仕切ることになります。
これが我々にとって、大きなターニングポイントになった。
それからというもの、私たち家族は菅野氏のアンダー・コントロール、管理下に置かれたからです。
菅野氏は、我々に外部との接触を禁じ、自ら紹介する人たちとしか面会を許しませんでした。
やがて私の自宅に、菅野氏に近しいマスコミ関係者が寝泊まりするようになり、私の言動を記事にしていった。
当時、騒動の渦中にいる私に、保守系メディアも取材したかったでしょうし、政府・自民党関係者も話がしたかったでしょう。
しかし、すべてシャットアウトされていたため、叶わなかった。
菅野氏の目的は、自分と思想の異なる人たちからの情報を遮断することにあったのではないかと思います。
ちなみに、菅野氏と最後に会ったのは、昨年12月中旬のことです。
佳茂を名誉棄損で訴えた菅野氏から、「裁判の件で弁護士を交えて話がしたい」と言われ、彼が大阪にやってきた。
そこでは菅野氏側の証人になってほしいとお願いされ、いったんは承知しました。
しかし、私は菅野氏の態度や言葉に対して漠然とした違和感を覚え、結局、引き受けることはありませんでした。
そのとき抱いた違和感は、私がすでに菅野氏のコントロールから外れた証拠なのだと思います。
それ以来、菅野氏とは会っていません。
私が菅野氏の正体を見破ったことに気づいて、私と距離をとっているのかもしれない。
最後に会ったとき、彼は「桜を見る会」問題を追及する立憲民主党の石垣のりこ参議院議員の事務所に通い詰めている、と言っていました。
追及テーマを、森友問題から「桜を見る会」に切り替えたのだと思います。
仕掛けられた破壊工作。
実は、メディアが森友問題を報じる1年ほど前から、塚本幼稚園で不可解な動きが起こっていました。
教育勅語の朗唱を授業に取り入れ始めてから、かなり経った頃のことです。
例えば、副園長でもある妻・淳子が些細なことで園児や保護者を注意すると、大阪府にクレームの電話が入るようになりました。
小さなことにイチャモンをつけ、大阪府や消費者庁に苦情を入れられたのは、一度や二度ではありません。
同じようなことが何度も繰り返され、我々は対応に追われることになったのです。
森友学園がメディアに取り上げられるようになると、妻が保護者宛てに書いた直筆の手紙が公開されました。
園内でトラブルを起こした保護者は、最初からマスコミへのリークが目的だったのかもしれません。
森友学園の教育方針に賛同しない「不良保護者」は3人いました。
そのうちの一人が、菅野氏や辻元議員らと一緒に撮った写真も見たことがあります。
その人は昨年、なんと立憲民主党から豊中市議に立候補している。
憶測にすぎませんが、小学校潰しの功績を認められて、党から公認が下りたのではないかと勘繰ってしまいます。
小学校建設予定地の前で、福島瑞穂参議院議員と木村真氏が立ち話をしている動画を見ました。
その中で木村氏は、「極右の森友学園を潰したかった」などと笑いながら本音を語っている。
森友学園というのは、新しい小学校にとどまらず、塚本幼稚園も含まれていた印象です。
いま振り返れば、森友騒動が表面化する前から、すでに我々の教育に「右翼」のレッテルを貼って潰そうとした者たちが、ネットワークを築いていたのだと思います。
その最も初期の段階で、「不良保護者」たちによる内部からの破壊工作が仕掛けられたのかもしれません。
第一目標である森友学園潰しに成功すると、彼らは急に我々の肩を持ち、今度は倒閣運動に利用した。
森友学園と安倍政権を同時に破壊する。
活動家と野党議員、メディアによって、壮大な両面作戦が展開されていたのです。
この構図こそ、森友問題の核心といえるでしょう。
真の日本人を育成するために。
私は、小学校を開きたかっただけです。
ニュースやワイドショーは、我々の学校を「小学校」とだけ呼び、「瑞穂の國記念小學院」とはなかなか口にしなかった。
メディアだけでなく、与野党の政治家もです。
「瑞穂の國」と言ってくれれば、私が目指していた教育がどういうものか伝わるのにと、もどかしい思いがありました。
「瑞穂の國」とは、文字通り、みずみずしい稲穂が実る国。
四方を海に囲まれ、大自然の恵みを受けながら、国民がみな平等に季節を感じることができる。
すなわち、神話に起源をもつわが国のことです。
選ばれて日本に生まれてきた子供たちを、真の日本人に育てるのが我々の役目です。
日本人としての作法やけじめは、一朝一夕で身につくものではなく、小さい頃から教えてやる必要がある。
その役割を担うのが塚本幼稚園です。
瑞穂の國記念小學院においては、生徒たちは我が国の歴史と伝統と文化を学び、日本国の国民であるという認識を強める。
幼児教育と初等教育をセットにし、真の日本人を育てようとしたのが森友学園なのです。
何年後になるかはわかりませんが、小学校開校の夢は諦めていません。
ただ、いま民事再生の只中にある塚本幼稚園の運営を妨害する人たちもいる。
厳しい戦いは覚悟しています。
WiLL読者の皆様におかれましては、どうか応援していただければ幸いです。