彼らの態様は、戦前と全く変わらない。ただ裏返しただけである
2018年9月12日の「彼らの態様は、実は戦前と全く変わらない…ただ裏返しただけ、それが彼らの実態なのである。」では、私は、朝日新聞、NHK、戦後派文化人、大江健三郎、村上春樹らの本質を、GHQの洗脳と戦後日本の反日プロパガンダの文脈で論じていた。
この章で私が取り上げたのは、月刊誌『Voice』に掲載された渡辺惣樹氏の論文である。
私が渡辺惣樹氏を知ったのは、当時から見れば四年ほど前のことであった。
彼の論文を最初に読んだ時、私は直ちに思った。
これは本物である、と。
私は時々、周囲の人たちに「ただものではない」という言い方をすることがある。
渡辺惣樹氏についても、まさにその思いを抱いたのである。
それまでの戦後日本では、GHQが占領を成功させるために行った洗脳が、長く日本人の精神を支配してきた。
しかし、それは日本占領後に突然始まったものではない。
米国が第二次大戦を遂行するにあたり、敵国であるドイツと日本に対して行った宣伝戦、心理戦、情報戦の延長線上にあるものだった。
最初は米国国民を洗脳し、日本占領後は日本国民を洗脳した。
その洗脳通りに、自虐史観と反日思想を内面化したのが、朝日新聞やNHKであり、これに準じるいわゆる文化人たちであった。
戦後日本とは、彼らが、朝日新聞的な似非モラリズムとNHK的な報道空間を通じて、反日プロパガンダを繰り広げてきた時代だったのである。
それは、中国共産党一党独裁国家や朝鮮半島とも通じるプロパガンダであった。
だからこそ、そこには「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」による捏造記事、捏造書籍、捏造された歴史認識があふれていた。
その代表者が、大江健三郎であり、村上春樹であった。
私はこの章で、朝日新聞やNHKの態様が、実は戦前と全く変わっていないことを指摘していた。
戦前、彼らは日本を戦争へ向かわせる側に立っていた。
戦後、彼らは一転して、日本国と日本軍を一方的に悪者にする側に立った。
しかし、その本質は変わっていない。
ただ裏返しただけなのである。
戦前は国民を煽り、戦後は国民を自虐へ導く。
戦前は戦争へ駆り立て、戦後は日本を永遠に裁き続ける。
戦前は自分たちの報道が日本を誤らせたことを反省せず、戦後は民主主義の守護神であるかのような仮面をかぶって、もっともらしい言説を垂れ流す。
これが、彼らの実態である。
朝日新聞やNHKは、戦前の自分たちの報道について、本当に反省していない。
彼らは、自分たちが日本を戦争に向かわせた張本人の一人であったことを直視していない。
だから、戦後になっても同じことを繰り返した。
ただ方向を逆にしただけである。
国際政治、エネルギー政策、安全保障、中国、朝鮮半島、米国、世界の権謀術数。
これらについて、彼らは現実を見ず、独りよがりな論説を掲載し続けてきた。
その態様は、戦前と全く同じなのである。
私は、今日に至るまで、このことを指摘してきた。
そして、私がこうして文明のターンテーブルを発信していること自体が、日本がようやくGHQの洗脳から醒め始めたことの象徴なのである。
米国もまた、反省すべきである。
あなた方の洗脳は効きすぎた。
戦後七十年以上を経て、日本人はようやく、その洗脳から醒めつつある。
私の村上春樹批判は、この文脈の中にある。
村上春樹一人の小説を批判しているのではない。
彼が、大江健三郎と並んで、戦後日本の洗脳空間、自虐史観、朝日新聞的似非モラリズム、反日プロパガンダの象徴として現れていたから、私は批判してきたのである。
彼らの態様は、戦前と全く変わらない。
ただ裏返しただけである。
その事実を見抜かなければ、戦後日本の言論空間の本質は分からない。