3密破りまくりの欧州人――日本が絶賛され、日本食に注目が集まる本当の理由

新型コロナによる多数の死者と感染者を出しながら、ロックダウン緩和後の欧州では、マスク、ソーシャル・ディスタンス、手洗いなどの基本的な感染対策さえ形骸化していた。
イギリスやイタリアなどで暮らした谷本真由美氏が、日本の衛生観念と生活習慣が海外から絶賛される本当の理由を明らかにする。

2020-06-29
店でもソーシャル・ディスタンスなど無視で馴れ合いまくり、喋りまくりです。
手の消毒などやっていません。
消毒液を配られても無視です。
そもそも普段から食事前に手など洗いません。
以下は、「ミスター安倍ナイスガイ!右も左も関係なし。日本の皆さん、これが海外の本当の声ですよ!」と題して、6月26日に発売された月刊誌WiLLに掲載された谷本真由美さんの論文からである。
月刊誌WiLLは、日本国民のみならず、世界中の人たちが必読である。
まだ購読されていない人たちは、今すぐに最寄りの書店に向かわなければならない。
何故なら、本稿のような本物の論文が満載されているからである。
それでいながら、価格はたったの920円、消費税込みなのだから。
日本を絶賛する海外の人々
3密破りまくりの欧州人
なぜ、日本がこんなに絶賛され、日本食に注目が集まるのか?
今、イギリスをはじめ、欧州や北米に身を置いていれば、本当によくわかることです。
例えば、イギリスは6月半ばになっても、死者が1日に200人近くという状態ですが、ロックダウンが緩和されたため、庶民の間では、コロナがもはや消滅した扱いになっています。
これはイギリスだけではなく、イタリアやフランス、ドイツなども同じで、日本とは比較にならないレベルの死者や感染者数なのにもかかわらず、経済破綻を恐れ、ロックダウンを緩和せざるを得ない状況です。
一応、2メートルのソーシャル・ディスタンスルールや集会禁止などのルールがあるにもかかわらず、ロックダウン生活に飽き飽きした人が多数で、もはやルールは形骸化し、各地で違反者が続出です。
3密破りまくりの、密、密、密状態です。
イギリスの場合、6月1日から学校も再開していますが、なんとマスク着用を禁止したり、推奨しない学校だらけです。
バスや電車などの公共交通機関でのマスク着用は「義務化」されましたが、日本のマスク警察が見たら卒倒しそうな適当なルール運用で、きちんと着用している人は多くありません。
路上や店では、誰もマスクをしていません。
店でもソーシャル・ディスタンスなど無視で馴れ合いまくり、喋りまくりです。
手の消毒などやっていません。
消毒液を配られても無視です。
そもそも普段から、食事前に手など洗いません。
学校は土足で、そのまま歩き回ったカーペットの上に幼稚園児が座ったり、そのまま寝転がっています。
トイレは高級デパートでもひどい有様で、床が何故か尿で水浸しだったり、流していなかったりと、めちゃくちゃ。
きれいに使う以前に、便座が割れまくっていたり、故障だらけで、不潔というレベルを超越しています。
サンドイッチもリンゴも、電車やバスの中で手を洗わずに食べ、ちょっと荒い地域だと、ゴミをそのまま床に放り投げます。
KFCの骨が、ぷっと吐き出されたまま、床に捨てられているバスも珍しくありません。
エレベーターの中でさえドロドロ。
手すりもベタベタ。
レストランやファストフード店、映画館も、床がゴミだらけ、食べかすだらけで、親も子供も片づけもせず立ち去ります。
学校の机も文房具もベタベタです。
これはイギリスだけではなく、私が4年間住んでいたイタリアや、欧州の他の国でも、それほど変わりません。
几帳面なはずのドイツの衛生概念にも疑問符がつきます。
他人に迷惑をかけないとか、街をきれいに保つという基本概念が欠けているのです。
しかし、外食前に手を洗おうものなら、周囲の人に「ちょっと神経質すぎて、頭がおかしい人」扱いされる。
実は、私はコロナ以前から医療用のワイプやアルコールを持ち歩いていて、外食時には必ずテーブルや椅子を消毒し、手も洗っていました。
ママ友の集まりでは、ぎょっとされたこともあります。
義両親から「神経質すぎる」と言われ、家の中の土足厳禁の件も含めて、口論になったことも。
この稿続く。

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