「世界で最高の建設物をつくる」――スティーブ・ジョブズが示したアップル新本社の構想
世界で最高の建設物をつくる…6月10日(金)朝日新聞9面より
米アップルは、本社があるカリフォルニア州クパチーノの市議会に対し、1万2千人が働く巨大な円形の新社屋を建設する計画を提示した=完成予想図。スティーブ・ジョブズ最高経営責任者は「着陸した宇宙船のような姿」と表現した。
建設予定地は、今の本社のすぐ近くにある約150エーカー(約60万平方メートル)の敷地で、米コンピューター大手ヒューレット・パッカードからすでに購入した。
2012年にも着工し、15年に完成させたい方針。
建物は4階建てのドーナツ状で、直営小売店「アップルストア」の経験を 生かしてガラスを多用。
中庭や周辺に樹木をたくさん植える。
現在の本社は2800人が収容可能だが、iPhone(アイフォーン)などを成功させて急成長を続ける同社には手狭になっている。病気療養中のジョブズ氏は市議会に出向いて説明し「世界で最高の建設物をつくる」と述べた。
(ロサンゼルス=山川一基)