武漢ウイルス人工説を封じる日本メディア――河添恵子・孫向文対談が示す中国の闇

月刊WiLL掲載の河添恵子氏と孫向文氏の対談を引き、武漢ウイルス人工説、武漢P4研究室、石正麗、人民解放軍との関係、そして日本メディアが中国への忖度からこの議論をタブー視している実態を論じる。

2020-03-30
世界では「人工的なウイルス」との見方が圧倒的で、「生物兵器」との表現も飛び交っています。
ところが中国の意向を忖度する日本は、この議論を完全にタブー視している。
以下は、日本国民全員が必読の月刊誌WiLL今月号に、「武漢ウィルス人工説で女のバトル」と題して掲載された、河添恵子さんと孫向文氏の対談特集からである。
朝日新聞等を購読し、NHK等のテレビメディアを視聴しているだけの人たちは、物事の真相について何一つ分かりはしないのだ、と言っても全く過言ではないのである。
何一つ分からない人間達が賢しらな事を言い募っている事ほど、滑稽で悲劇的な事はないだろう。
次々と出てくる新型コロナウイルス「人工兵器説」の疑いとは――自然発生は世界の非主流。
河添
武漢発の新型コロナウイルスについて、日本のメディアは「天然ウイルス」との前提で報じています。
しかし、世界では「人工的なウイルス」との見方が圧倒的で、「生物兵器」との表現も飛び交っています。
ところが中国の意向を忖度する日本は、この議論を完全にタブー視している。

中国政府は一貫して、武漢市内の華南海鮮市場で販売されているコウモリを発生源と主張しています。
ですが、私は日本で“陰謀論”とされる「武漢P4研究室から流出した」との説が正しいと思っています。
「P4」は「Protection Level 4(防御レベル4)」の略称です。
数字は扱うウイルスの危険度を示している。
河添
2018年1月から、武漢ウイルス研究所の中に「P4」研究室が開設されました。
最も毒性の高いウイルス、「BSL(Biosafety Level)4」のエボラウイルスやSARSウイルスなどを研究するための機関です。

実は先日、武漢P4研究室の現役研究員である武小華が、中国版ツイッター(微博)で「武漢P4研究室では、自然界に存在せず、変異から生まれない人工的なウイルスを編集する実験を行っている」との内部告発をしました。
武氏によれば、新型コロナウイルスをつくり出したのは、同じく武漢P4研究室に所属する石正麗という研究員。
彼女は2015年、イギリスの科学雑誌『Nature』の中で、「コウモリから抽出したコロナウイルスを、どのようにして人間に移すことができるか」という趣旨の論文を発表しています。
河添
オンナの闘い(笑)。

また2018年には、中国国内で「コウモリからコロナウイルスを抽出し、新種のコロナウイルスを研究する」という講演会まで行っています。
私も武氏が微博に投稿した石氏の論文に目を通しましたが、読んでいる途中で突然、削除されてしまいました。
幸いにも、とある中国人が全文を転載していたので、テキストを保存することができました。
河添
削除からは、中国当局の「見せたくない」という強い意志をひしひしと感じますね。

論文の内容は、コウモリと人間の遺伝子コードが異なるため、コウモリから直接人間へコロナウイルスが感染することは生物学的にあり得ないとするもの。
そのため、少なくとも二種類の中間宿主である「渡橋」が必要で、コウモリから犬へ、犬から猿へ、そして人間と同じ霊長類の猿から人間へと、コウモリから抽出したウイルスに人工編集を重ねていくことで、それが可能になったというものです。
しかも武氏の告発文の中で、「武漢P4研究室の研修生なら誰でもできるほど簡単なものだ。できない人は卒業できない」とまで言っています。
河添
それから、浙江大学を卒業後、人民解放軍に入隊し、アフリカにてエボラウイルスを研究した陳薇少将が、武漢P4研究室の責任者に選ばれたとの話も報じられ、注目されています。
この方も女性ですが。

3月5日、陳少将は中国で完成したとされるワクチンを接種し、武漢P4研究室に入ったと報じられました。
その際、彼女の隣には中国国務院の孫春蘭副総理も座っており、陳氏にワクチンが接種されるのを確認していました。
なぜ、このタイミングで人民解放軍の生物化学兵器部隊のトップが武漢P4研究室に派遣されたのか。
責任者として任命されたのは、明らかに不自然です。
やはり、生物兵器の可能性が高いのでは?
河添
武漢P4研究室は、中国国防部の管轄にあると複数の中国語メディアが報じていますが、おそらく、それは事実でしょう。
なぜかと言えば、世界の生物化学兵器や毒物関連の専門家にとって、BSL4レベルの研究は、すなわち生物兵器や化学兵器につながるということですから。
台湾のメディアは、早々から武漢P4研究室の存在をクローズアップしています。
アメリカの一部メディアも同様です。
そして台湾の専門家や評論家らは、「中国政府に武漢の住民を助ける気があるのなら、現地にまず派遣すべきは、医療従事者のはずだ」「人民解放軍の陳氏を派遣したのは、生物兵器の試作品が、この武漢P4研究室から漏れたからだろう」などの見解を述べている。
この稿続く。

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