黒川検事長「賭けマージャン」報道の真相――朝日新聞は何を仕掛けたのか

筆者は、突然報道された黒川検事長の賭けマージャン問題について、日本の記者クラブ構造、朝日新聞元記者、産経新聞記者の関与、週刊誌報道への流れを踏まえ、背後にある意図と報道機関の体質を厳しく論じている。

2020-05-21
昨夜、突然、報道された黒川検事長の賭けマージャン。
このニュースを観た慧眼の士は皆、怪訝に思ったはずである。
日本のメディアは特殊構造にある。
例えば検察庁なら検察庁担当の記者が居て検察庁に詰めている。
それぞれの官庁なり民間でも大きな所は専用の記者室等を設けている。
担当記者は駆け出しでは取材にも事欠くから結構長い間担当記者となる。
検察庁担当の記者で黒川検事長が麻雀好きである事を知らない人間は駆け出し以外にはいなかっただろう。
6年前の8月までは、日本のメディアのみならず、日本の社会を朝日新聞が支配していたと言っても全く過言ではない。
その朝日新聞の元記者(50代)は当然の事ながら黒川検事長とは入魂だったろう。
朝日新聞と立憲民主党等の野党が黒川検事長を目の敵にしていた事は今回の定年延長反対騒動で明らかな事実である。
朝日新聞の元記者が朝日新聞の命を受けて黒川検事長の追い落としを図ったと仮定すると、この件は明瞭に見えてくる。
朝日新聞の元記者だけでは黒川検事長も、その意図を怪しむだろう。
そこに産経新聞の記者二人が居れば、どうだろうか。
黒川検事長は安心して彼の麻雀をしながらの取材依頼を受けたのではないか?
私は麻雀を一度もした事が無い。
したいと思った事がない理由は随分前に本欄にも書いた。
健康(特に腰に悪い)、長時間拘束される等の理由からである。
だが多くの麻雀好きな人間達は皆、賭けマージャンをして楽しんでいるのではないか。
パチンコも賭け事である。
麻雀好きな人間達はパチンコはしない人間が多いはずだ。
麻雀には知的な要素があるが、パチンコは賭け事一辺倒の単純作業である。
パチンコでの賭博行為は良くて麻雀は駄目だと言う論理を許容して来た日本のメディアは、この点でも相当に頭が悪いのである。
今回の報道の真相は、産経新聞社の対応に在るだろう。
「従前から、”取材に対する問い合わせにはお答えしていません”」
黒川検事長との麻雀は取材行為だったのだ。
「時の人」を相手に取材したいと思うのは記者なら誰しもが思う事だろう。
だが自分を目の敵にしている朝日新聞の元記者だけだったら、黒川検事長は、当然応じないだろう。
産経新聞の記者二人は、まんまと朝日の元記者に利用された。
朝日としても、利用するには、これまた打ってつけだった、言わば一石二鳥の手を打ったのである。
後は、テレビ朝日の美人記者が行った財務省事務次官の追い落としと同様に、自社では報道せずに、週刊誌に垂れ込む。
元記者だけの責任とするわけである。
私の推論はほぼ100%当たっているだろう。
その前提で結論すれば、朝日新聞と言うのは、本当の悪(ワル)或いは、屑(クズ)である。
今回の戦後最大の世界的な大事件である武漢ウイルスの報道においては、記者の基本である5W1Hは、NHKの報道部を支配している連中と同様に、全く放棄して、中国の意向通りの報道をしていながら、こういう事は、とことんやるのである。
この稿続く。

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