長居植物園、生命の一日――紫陽花、薔薇、ダリア、アオサギ、蛇まで

2023年6月18日の長居植物園。
この日の写真集は、紫陽花を中心に450枚で構成しました。
とても良い写真集になったと思います。
長居植物園の紫陽花は、梅雨の季節の主役です。
花の色、葉の緑、水を含んだ空気、そして季節そのものの湿度。
それらが一枚一枚の写真の中に、静かに、しかし確かに写っています。
今回は、当初、井上道義さんのショスタコーヴィチを使用しようと思い、YouTubeで検索しました。
すると、ショスタコーヴィチだけではなく、クラシックの名曲を数分ずつ楽しめるような音源が、たくさん出てきました。
そこで、今回はあえて、それらを使うことにしました。
クラシック音楽は、堅苦しいものではありません。
実は、とても面白いものです。
数分の名曲の断片にも、作曲家の個性、時代の空気、演奏者の息遣い、そして音楽そのものの魅力が詰まっています。
今回は曲名を細かく列挙することはしません。
たくさんの曲があり、それぞれが数分ずつ現れては、また次の音楽へと移っていくからです。
曲名を確認しながら聴くよりも、まずは「良いな」と思いながら、自由に視聴していただきたい。
そのような作品として作りました。
紫陽花の写真と、さまざまなクラシックの名曲。
どちらも、一つ一つを理屈で説明するより、まず感じることが大切です。
長居植物園の紫陽花が持つ色彩と湿度。
クラシック音楽が持つ驚きと楽しさ。
その二つが重なった時、この写真集は、単なる植物園の記録ではなく、季節と音楽が出会う映像作品になったと思います。
クラシックは、実は面白い。
そのことを、長居植物園の紫陽花と共に感じていただければ幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください