京都府立植物園 2021年6月9日――時計草、紫陽花、花菖蒲、桔梗、百合ほか
2021年6月9日、Sony α99で撮影した京都府立植物園です。
保存形式はARW。
今回は、そのARWデータからJPEGに変換して使用しました。
やはり、ARWから起こした写真は素晴らしい。
花の色、葉の質感、光の柔らかさ、背景の沈み方まで、まるで違います。
時計草、紫陽花、花菖蒲、桔梗、百合。
初夏の京都府立植物園には、静かな華やぎがありました。
派手に咲き誇るというよりも、それぞれの花が、それぞれの場所で、深く息をしているようでした。
写真は86枚。
一枚を8秒にして、ゆっくり見ていただく形にしました。
花の写真は、急いで流してしまうものではありません。
一枚ごとに、光があり、気配があり、その日の空気があります。
音楽は、ショスタコーヴィチ《24の前奏曲とフーガ》Op.87より、第11番から第14番まで。
演奏はイゴール・レヴィット。
ショスタコーヴィチのこの作品には、華美な装飾とは別の、深い精神の響きがあります。
初夏の植物園の花々と、この静謐な音楽は、不思議なほどよく合います。
時計草の造形、紫陽花の色彩、花菖蒲の端正さ、桔梗の気品、百合の清潔な存在感。
それらが、レヴィットのピアノによって、ひとつの静かな時間へと結ばれていきます。
2021年6月9日の京都府立植物園。
α99とARWが写し取った、初夏の記録です。