コロナ禍の最中にも尖閣周辺で活動を強める中国公船

日経新聞の記事をもとに、新型コロナウイルス感染拡大の最中にも、中国公船が沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域で活動を強めている実態を確認する。2020年1〜3月の航行数は前年同期比57%増となり、中国が感染症対策の中でも東シナ海でのプレゼンスを誇示し続けていることを示す。

2020-04-06
日本政府関係者は「新型コロナの影響を受けていないと対外的に誇示し、海域でのプレゼンスを示し続ける意図がある」と話す。
以下は今日の日経新聞に、中国公船の航行5割増、と題して掲載された記事である。
沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行した中国公船は1~3月にのべ289隻と前年同期比で57%増えた。
新型コロナウイルスの感染が中国で広がった後も活発な活動が続く。
4月に予定していた習近平国家主席の来日が延期になり、緊張緩和の機運にさらに影響が出る可能性がある。
海上保安庁の集計によると、接続水域への入域を確認した中国公船は1月が98隻、2月は90隻、3月は101隻だった。
5日も中国海警局の船2隻が航行した。
航行の確認は31日連続だ。
年間で1097隻と過去最高だった2019年を上回るペースになっている。
1月以降に中国で新型コロナの感染が広がった。
2019年12月31日に武漢市が原因不明の肺炎患者の確認を発表し、その後武漢市以外の中国全土に拡大した。
新規感染者の増加は一服しているものの、累計の感染者は8万人を超える。
中国当局が感染症対策に注力する中でも、尖閣周辺の海域での活動は減っていない。
日本政府関係者は「新型コロナの影響を受けていないと対外的に誇示し、海域でのプレゼンスを示し続ける意図がある」と話す。
安倍晋三首相は2019年12月に訪中して習氏と会談した際に「東シナ海の安定なくして真の関係改善はない」と伝えた。
日本側は4月に予定していた習氏の国賓来日を緊張緩和の好機と捉えていた。
来日が延期になり、政府内には中国の活発な活動が続くことを懸念する声がある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください