梅雨空晴れの植物園——五嶋みどり、沖澤のどか、ドヴォルザーク《ヴァイオリン協奏曲》
2026年6月10日から12日まで、梅雨空晴れの三日間に撮影した長居植物園、京都府立植物園、尾道の写真作品集。
五嶋みどりのヴァイオリン、沖澤のどかの指揮によるドヴォルザーク《ヴァイオリン協奏曲》と、日本の自然、花、光、水辺の風景が響き合う。
2026年6月10日から12日までの三日間。
梅雨空晴れの、奇跡のような三日間に撮影した植物園写真集です。
6月10日の長居植物園。
6月11日の京都府立植物園。
6月12日の長居植物園。
そして最後のフィナーレには、5月20日の京都府立植物園、満開晴れの薔薇園を置きました。
さらに、長居植物園の紫陽花に現れたイモリの一枚、尾道のロープウェイ頂上から撮影した瀬戸内海と尾道水道の光景も加えました。
植物園の花と緑、水辺の気配、梅雨の晴れ間の光。
そこへ、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲が重なります。
音楽は、五嶋みどりのヴァイオリン、沖澤のどかの指揮によるドヴォルザーク《ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53》。
五嶋みどりのヴァイオリンには、気品と深い抒情があります。
沖澤のどかの指揮には、若々しい生命力と確かな構成力があります。
ドヴォルザークの音楽は、自然、郷愁、生命、そして人間の心の深いところにある祈りを響かせます。
この作品では、日本の植物園と尾道の風景が、その音楽と静かに呼応しています。
写真が音楽を説明しているのではありません。
音楽が写真を説明しているのでもありません。
写真と音楽が、それぞれ独立した芸術として向かい合い、やがて一つの大きな時間を作り上げていく。
私は、この作品を、梅雨空晴れの日本の自然と、ドヴォルザークの音楽精神とが響き合った一つの作品として制作しました。