高山正之「みんなにうつせ」――武漢肺炎をめぐる中国共産党、WHO、朝日新聞の情報操作
高山正之は週刊新潮掲載の論文「みんなにうつせ」で、読者が習近平に変身する寓話を通じ、武漢研究所、中国共産党の初動、李文亮医師への口封じ、WHOの対応、朝日新聞の武漢報道を描いた。中国だけが犠牲になることを避けるため、世界への感染拡大を黙認したのではないかという鋭い問題提起を紹介する。
2020-07-20
本稿は、2020年7月20日に発信した章である。
2020年7月に発売された週刊新潮に掲載された、高山正之の論文「みんなにうつせ」を紹介している。
高山正之は、習近平に変身した人物が中国共産党の最高指導部で報告を受けるという夢の形式を用い、武漢で発生した新型肺炎、中国当局の初動、武漢研究所、WHO、李文亮医師、朝日新聞の報道をめぐる自身の見方を提示した。
論文の中心にあるのは、中国だけが感染拡大による経済的、軍事的損害を受ければ、世界のサプライチェーンから排除されるため、中国共産党が感染の国際的拡散を黙認したのではないかという仮説である。
また、武漢入りを認められた朝日新聞記者の連載が、中国共産党の発表日程をなぞり、米国側の疑念を否定する役割を果たしたとの批判が述べられている。
再掲載にあたっての注記
以下の日本語原文は、2020年7月20日に発信した文章を一字一句変更せず、そのまま掲載する。
本文中の「武漢研究所で合成中のバイオ兵器」「意図的な世界拡散」などの記述は、高山正之の論文において寓話的、仮説的に提示された主張であり、確定した科学的事実として掲載するものではない。
WHOの科学諮問グループが2025年6月に公表した評価は、利用可能な証拠の重みは動物から人への感染を示唆しているとする一方、必要な資料が十分に提供されておらず、起源を最終的に確定できないとしている。 と研究関連事故の双方を検討対象としているが、SARS-CoV-2は生物兵器として開発されたものではないと評価し、武漢ウイルス研究所が流行前にSARS-CoV-2またはその直接的な祖先ウイルスを保有していたことを示す直接的証拠も確認されていないとしている。 ・集中力の低下、頭痛、睡眠障害、めまいなどの神経症状が長期に続く場合があることは、その後の医学的知見によって確認されている。
ただし、感染者全員に「脳に重い障害が残る」という意味ではない。 がどうも武漢研究所で合成中のバイオ兵器と酷似していることを伝えた。それは空気感染で広がり、罹れば肺炎で死ぬが治っても脳に重い障害が残る。
以下は、みんなにうつせ、と題して、本日発売された週刊新潮に掲載された高山正之の論文からである。
高山正之は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである。
本論文も、その事を証明している。
ある朝、貴方が目覚めたら中南海の豪奢なベッドの上にいた。
それも生まれたままの姿で。
傍らには西施(せいし)もかくやと思われる美女が二人、同じく素裸でまどろんでいる。
貴方が戸惑っているとドアが開いて眼鏡男が飛び込んできた。
前に新聞で見た政治局常務委員の一人、秀才の王滬寧ではないか。
「主席。大変ある。武漢でSARSが出たある」
ここに至って自分が支那の皇帝、習近平に変身していたことに気づく。
ともあれ裸の女どもを下がらせ、改めて何ごとかと重々しく問うた。
王は武漢でSARSもどきの肺炎が流行り夥しい死人が出ていること、それがどうも武漢研究所で合成中のバイオ兵器と酷似していることを伝えた。
それは空気感染で広がり、罹れば肺炎で死ぬが治っても脳に重い障害が残る。
米軍基地にばらまけば将来にわたって戦闘能力を奪える優れものという。
それが武漢で漏れた。
我が支那人は大口開けて喋るから感染速度は速い。
あっという問に人民解放軍が脳障害集団と化してしまう。
問題はまだある。
支那は「世界の工場」で栄えてきた。
それも武漢肺炎で止まってしまう。
そうなれば世界は躊躇いなく支那をサプライチェーンから外すだろう。
支那人の出入りも禁じられ、支那は独り立ち枯れていく。
習近平を知財ドロと罵って高関税をかけたトランプは多分、手を打って大笑いするだろう。
それだけは何としてでも避けたい。
ではどうするか。
バークレー校で学んだ王は常識人だ。
この際、我が国を閉じて支那発の疫病で世界に死人の山を築く不名誉だけは回避すべきではと進言した。
そうすれば世界も支那の努力を称賛し、疫病退治に協力し、支那の復興にも理解を示すだろう。
日本人なら、王の言葉に頷いたが、この時の貴方は心根まで支那人・習近平になり切っていた。
習近平は言った。
「お前は日本人か。支那だけが犠牲になってどうする」
習は続ける。
武漢は世界各国の企業が進出し、人の行き来も多い。
黙っていれば彼らがウイルスを持ち帰り、それが拡散する。
世界中が武漢になればウイルスの正体を知る支那が優位に立てるじゃないか。
勿論、支那人も罹患するが、支那人は汚穢の中で育ち疫病慣れしている。
死んでもせいぜい30万人だ。
毛沢東が5千万を死なした大躍進を思えば善政に入る。
かくて北京は沈黙し、その間に火元のバイオ兵器研究所に残る証拠は消された。
武漢肺炎に気づいた者がいれば即、口封じされた。
「SARSもどきが武漢市場で出た」とSNSに上げた眼科医、李文亮は拘束され、間もなく死んだ。
WHOのテドロスは支那がカネで嵌め込んだ男だ。
武漢肺炎が世界に十分浸透するまで「ヒトからヒト感染はない」と言い続けた。
ウイルスが世界に行き渡ったところで北京は「武漢封鎖」を宣言し、疫病の存在を世界に知らせた。
米国では間もなく1日千人規模の死者が出始めた。
習の思惑通り世界各国が貧乏籤を引き、人民の命など気にしない支那が優位に立つ結果になった。
しかしトランプは馬鹿じゃない。
習近平の悪巧みを見抜き、その怒りの輪に英豪仏も加わっていった。
習は王に何とかしろと言った。
王が「天安門事件で使った新聞使うよろし」と答えたところで貴方は自宅の布団の中で目を覚ました。
隣には絶対に西施ではない人が大の字で寝ていた。
枕元の朝日新聞には、特別に武漢入りが許された朝日記者の連載が仰々しく載せられていた。
それは習が作った「発見を3ヵ月遅らせる」日程表をそのままなぞり、トランプの疑念を嗤い、習近平無罪を巧みに語っていた。
因みに英医療機関がコロナの脳障害後遺症を発表した。
支那がそれを確認してから半年遅れだ。
朝日と書いてアザムクと読むの知っていた?