2024.12.1 大覚寺、そして二尊院 ― 京都の秋が目覚める時|Arcade Fire “Wake Up”
2024年12月1日。
晩秋の京都、大覚寺。
池の水面に映る空、古い伽藍を包む光、そして燃えるような紅葉。
千年を超える時間を抱えたこの場所では、秋は静かに過ぎ去るのではない。
一瞬、一瞬が鮮烈に立ち上がり、見る者の記憶を揺り起こしていく。
この作品では、大覚寺を中心に、同じ日の二尊院から厳選した景色を加えた。
音楽は、Arcade Fireの“Wake Up”。
あの圧倒的な高揚とともに眺めると、京都の紅葉は単なる季節の美しさではなく、生命そのものが最後に放つ光のように見えてくる。
五分三十三秒。
2024年12月1日にしか存在しなかった京都の光と色、その一期一会の記録である。