新型コロナと日常生活の基本――『THEMIS』が説いた「感染予防7カ条」①手洗いとマスクをめぐって
2020年8月9日。月刊誌『THEMIS』掲載の「これだけは絶対守れ!コロナに勝つ日常生活へ必須7カ条」から、手洗いとマスクに関する記述を紹介した当時の記録である。テレビのワイドショーによる過度な不安に惑わされず、感染予防の日常的な基本を考える。
月刊誌『THEMIS』の広告が新聞下段に掲載される度に購読したいと思っていたのだが、「定期購読のみ」というのを面倒に思って、購読しないで来た。
だが今月号のラインアップを見て、これは購読すべきだと思い、とりあえず半年購読を選択し、インターネットで手続きした。
直ぐに今月号が届いた。
この月刊誌も、物事の真相を知りたいと考えている日本国民には必読である。
この月刊誌を購読した途端に気づくはずである。
日本の――世界も全く同様だろう――マスメディアの殆どが、物事の真相を全く報道していないと言っても過言ではないことに。
だが、ここに書いてあることは、当たり前のことなのである。
当たり前のことを当たり前にするのが一流。
当たり前のことを当たり前にできないのが二流、三流。
一流とは常に完璧を求めるものだから、メディアの大半が真相を報道しないのは、メディアの大半が二流、三流の人間達の集合体であることを実証しているのである。
月刊誌『THEMIS』は、「朝日新聞は日本の最優秀選手では全くない」と、日本で初めて具体的に指摘した私の論説の正しさを完璧に証明している。
以下は、「これだけは絶対守れ!コロナに勝つ日常生活へ必須7カ条」と題した記事からの抜粋である。
前文省略。
「要はテレビのワイドショーのような不安を煽る情報に惑わされないことだ。」
【①手洗いは15秒でいい】
「ウイルスの多くは手から口や鼻、目の粘膜を通じて侵入する。」
「そのため手洗いが感染予防の基本だが、勘違いしている人も多い。」
「ある研究では手洗いなしでは100万個のウイルスが付着したが、15秒間水で洗い流すだけで1万個に減らすことができたという。」
「石鹸やアルコールで念入りに洗えばさらに減らすことができるが、そこまでする必要があるかは疑問だ。」
「動物ウイルス学の専門家もウイルス量と感染率は相関関係があるが、100分の1に減らせば感染リスクはほぼ消滅するという。」
「完璧を求めて1回の手洗いに時間をかけるより、頻繁に洗うことを心掛け、食事前とトイレ後、調理前には必ず手を洗うことが重要だ。」
【②マスクのつけ方に注意せよ】
「健康な人がマスク着用で感染を予防できるという科学的根拠はない。」
「マスクの網目は0.3~5.0マイクロメートルで、ウイルスの大きさは0.1マイクロメートル。」
「簡単に通してしまうからだ。」
「健康な人がマスクをする理由は、ウイルスが含まれているかもしれない飛沫を周囲にまき散らさないためだ。」
「新型コロナでは、症状がなくても感染なしとはいえず、一見健康そうに見える人が感染源になる可能性が高い。」
「実際、症状が出る2日前から感染力があることがわかっている。」
「とはいえ、誰もが常時マスクをする必要はない。」
この稿続く。
【再掲載にあたって】
以上は、2020年8月9日に発信した当時の文章であり、『THEMIS』掲載記事の内容をそのまま紹介した記録である。
感染症に関する科学的知見や公衆衛生上の指針は、その後更新されている。
本稿は2020年当時、どのような情報と議論が社会に存在していたのかを示す記録として掲載する。