SONYはなぜアップルに見事に逆転されたのか――SONY、ウォークマン、iPod、そして「シンプル」という思想
前章の書評で、もう一つ、私の魂に、激しく呼応した個所が在るのである。
…前略。
アップルに見事逆転された日本の家電産業の経営者にはぜひ読んでほしい内容だ。
…後略。
私の購読者の方々なら、或いは、今日、購読を決定してくれた貴方なら、お分かりの様に、私は、SONYが、ウォークマンを出した時にも、真っ先に購入した。
SONYだけではなく、日本の音響メーカーを人後に落ちず愛していたが、アップルが、あの、これ以上ないシンプルな長方形の、Ipodを出した時、嗚呼、えらいことだ。SONYが負けたぞ、そう思った。
日本の電機メーカーは関口さんが断言している様にアップルに見事逆転されたが、サムスンに負けたのではないのである。
サムスンは政府と一緒に成った、甚だしい為替操作というインチキで、日本の電機メーカーを負かしただけなのである。
その事に全く言及してこなかった、日本のマスメディアや言論人達、それに乗っかって来た歴代政府は、本当に、最低だったのである。
その歴史的な事実に対しては、いずれ、J.M.G.ル・クレジオに倣って、思いつく限りの罵倒語を書き連ねて、罵倒し尽くしたい。
し尽くせるものではないが。