日本人の自虐史観はいかに形成され、増幅・再生産されたのか――青柳武彦氏が論じたWGIP、米国の洗脳政策と戦後日本の贖罪意識

元国際大学教授で伊藤忠商事出身の青柳武彦氏によるアパグループ第7回「真の近現代史観」懸賞論文の優秀賞受賞作「日本の最大の敵は自虐史観だ。~WGIPの呪縛から逃れよう~」を紹介する。米国の占領政策、極東軍事裁判、WGIP、日本人の贖罪意識、自虐史観の増幅と再生産、NHK職員の思考構造を論じた一篇。

検索中に偶然発見した青柳武彦氏の論文を紹介した一篇である。
青柳氏は東京大学経済学部を卒業後、伊藤忠商事に入社し、同社の国内外の要職、日本テレマティーク社長・会長、国際大学グローコム副所長・教授などを歴任した。
本稿で引用したのは、青柳氏がアパグループ第7回「真の近現代史観」懸賞論文で優秀賞を受賞した「日本の最大の敵は自虐史観だ。~WGIPの呪縛から逃れよう~」の冒頭部分である。
そこでは、敗戦後の米国による対日占領政策によって、日本国民に戦争責任と贖罪意識が植え付けられ、それが日本人の潔い反省の心と結びついて自虐史観となり、自律的な増幅と再生産を続けてきたという構造が論じられている。
本稿は、この分析をNHK「ニュースウオッチ9」の有馬をはじめとするNHK職員の報道姿勢と結びつけて論じた、2020年8月29日発信の記録である。

2020-08-29
日本人の自虐史観はいかに形成され、増幅・再生産されたのか――青柳武彦氏が論じたWGIP、米国の洗脳政策と戦後日本の贖罪意識
今朝、ある事を検索していた時に発見した論文があった。
この論文も、著者も、私には全くの初見だった。
論文の素晴らしさだけではなく、著者が、東大経済学部卒業、伊藤忠商事で活躍、という経歴の持ち主だった事を知って、ホッとした。
私は、社会に出てから、二人の一生の親友と出会った。
二人とも伊藤忠商事の社員だったからである。
二人ともビジネスマンとして極めて優秀な人たちだったから会社の要職についている。
近年、言論界では、丹羽宇一郎氏の中国寄りの発言と一緒に会社の名前が登場するから、私は内心忸怩たるものがあった。
私は、彼らとの付き合いを通して、商社の強さは一人一人の社員が、言わば、中小企業の経営者である所にある、と感じていた。
何しろ、取引先のバランスシートを見て、瞬時に会社の状態を把握する力量の見事さ。
或いは、日本を代表する大手ゼネコンも戦々恐々であろう、大部の建築見積書を見て瞬時に細部に至るまでチェックし価格の妥当性を判断する能力。
知力、体力、気力が三位一体となった彼らの強さが日本の強さであるとも私は感じていた。
ヤクルトのホームグランドである神宮球場のバックネットに伊藤忠商事のコーポレートメッセージ「ひとりの商人、無数の使命」が掲げてあるが、正に、その通りだと、あれを目にするたびに私は思っていた。
冒頭の著者、青柳武彦氏の略歴は、
(元)国際大学教授、学術博士。
昭和9年 群馬県桐生市生まれ。県立桐生高等学校卒。
1958年東京大学経済学部卒業、伊藤忠商事(株)に入社。
同社シドニー店食品部長、本社農産食品部長、伊藤忠システム開発(株)取締役等を歴任。
1985─1997年、伊藤忠とNTTの折版出資合弁会社の日本テレマティーク(株)社長、会長。
1995─2006年、国際大学グローコム副所長・教授、2006─2016同客員教授。
研究領域は、経済学、経営学、財政学、情報社会学、法律学、国際政治学、安全保障論と多岐にわたっており、社会科学のジェネラリストを自任している。
著書:『ビデテックス戦略』(インフォメーションサイエンス)、『サイバー監視社会』(電気通信振興会)、『個人情報“過”保護が日本を破壊する』(ソフトバンク新書)、『情報化時代のプライバシー研究』(NTT出版)、『ルーズベルトは米国民を裏切り 日本を戦争に引きずり込んだ』、『日本人を精神的武装解除するためにアメリカがねじ曲げた日本の歴史』(ハート出版)、その他多数。
青柳氏が、アパグループ第7回「真の近現代史観」懸賞論文で優秀賞を得た論文を偶然発見したのである。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読の論文である。
今日は、氏の冒頭の章の中に、昨夜、私が本当に許せないと感じたNHK・watch9を支配している有馬やNHKの社員達の頭脳構造を完璧に言い表している箇所があった。
まず、その個所をご紹介する。
氏の論文のタイトルそのものも、有馬たちNHK職員の頭脳構造を衝いているのだが。
日本の最大の敵は自虐史観だ。
~WGIPの呪縛から逃れよう~
第一章 自虐史観の淵源
■ 米国の洗脳政策~自虐史観の原点
終戦後、米国は日本人を洗脳して大東亜戦争についての罪の意識を植 え付けるマインド・コントロール政策を行った。
趣旨は「日本の軍国主 義者が嘘ばかり並べて国民をだまして侵略戦争を始めたので、その罰として連合国から大空襲にあい、かつ原爆まで投下されてしまった」という観念を刷りこむことであった。
これは極東軍事裁判が、国際法的にも倫理的にも正当であるとのプロパガンダでもあった。
かくして、日本国民には重大な責任があるという虚構が築きあげられてしまった。
その中で生まれた贖罪意識は、潔い反省の心を持つ日本人の中で自虐史観となって現れた。
そして自律的に増幅と再生産を重ねて現在に至っている。
日本人は謝罪をするにあたり、ただただ自分は正義を実行しており、それは極めて高尚な行為と思い込んだ。
それは、悲壮感と共に一種の甘い快感さえも伴うものであった。
この、私が文中黒字強調した箇所が有馬や大越等、或いは池田恵理子等の頭脳構造そのものである事に慧眼の士は皆気づくはずである。
この稿続く。

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