自由社会を支える球場・コンサート・劇場の空気――全体主義には理解できない、人間にとって絶対に必要な価値

新型コロナウイルスによって球場、コンサート、劇場から観客の熱気が失われた2020年、スポーツと芸術を包む自由な空気が人間社会にとっていかに重要であるかを論じる。米国社会、Black Lives Matter、メディアの似非モラリズム、中国共産党の一党独裁、オバマ政権とトランプ政権をめぐる当時の国際情勢を通して、自由主義社会が守るべき価値を問い直した論考。

2020年9月1日
本稿は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界各地の球場、コンサートホール、劇場から観客の姿と歓声が失われていた2020年9月1日に執筆したものである。
当時、日本のプロ野球では観客数を各球場5,000人に制限し、大声による応援を控えて拍手を中心とする観戦が行われていた。
一方、米国のメジャーリーグでは無観客試合が続き、人工的な観客音が効果音として流されていた。
本稿では、この対照的な光景を起点として、球場、コンサート、劇場に人々が集い、自由に喜びを分かち合うことの意味を論じている。
また、月刊誌『WiLL』2020年10月号100頁から105頁に掲載された早川俊行氏の論文「米国で蠢く共産主義革命の動き」を取り上げ、当時のBlack Lives Matterをめぐる米国社会の動向、メディアの姿勢、中国共産党の一党独裁体制、オバマ政権とトランプ政権について論じた。
以下は、2020年9月1日に発表した本文である。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読の月刊誌が4誌もある事が、日本の真の力であると私は確信している。
例えば、月刊誌『WiLL』今月号の100頁~105頁(三段組)に、「米国で蠢く共産主義革命の動き」と題して掲載されている早川俊行氏の論文も、日本国民のみならず、特に米国民が必読である。
購読された方は、誰もが、今の米国で氏の労作通りの事が起こっている事を知るだろう。
私は大坂なおみさんには全く悪印象は持っていないが、政治的な態度の表明は軽々には行わない方が良いとだけは思う。
真相を究明する事なしに一つの事件の外形だけを見て物事を判断する事は、もし、氏の労作が見事に明らかにしている蠢きが本当に現実化するという、とんでもない事態が生じた時、後世は、あの時の彼女たちの動きが、まんまと彼らの策動に加担した結果となった、と判断する可能性大だろう。
そもそも、今の米国で本当に黒人が差別されているのなら、各界で、あれほど黒人が活躍している事もないだろうし、特にスポーツ界や音楽界で無数の黒人が億万長者となっている現実はあるはずがないではないか。
何よりも、黒人大統領が誕生して二期も務める等と言う事があるはずがないじゃないか。
米国よ、米国のマスメディア、否、世界中のマスメディアよ、いい加減に似非モラリズムは止めたらどうだ。
貴方達の似非モラリズムを喜んでいるのは、例えば習近平の様な人間だけである。
自由主義陣営に蔓延している似非モラリズムとポリティカルコレクトネスを大好物にしているのは、共産主義者、全体主義者達だけである事に、いい加減に気づいたらどうか?
そもそも、今、そんな事をやっている場合ではないだろう。
私は、米国社会の最良の部分は、メジャーリーグ球場の観戦者が醸し出す雰囲気であると確信している。
ベースボールがナショナル・パスタイムであることを体現している球場。
今、その魅力は台無しである。
私の様なファンには、今の日本の球場の雰囲気は大歓迎で、私は今までで一番、プロ野球中継を楽しみにしている。
ナイター開始時刻である6時が来るのが待ち遠しい。
私は、日本の球場を支配している応援団と言うのが、全く好きではなかった。
彼らの大きな音が邪魔で仕方なかった。
それで、イチローが米国に渡ってからは、日本の野球よりもメジャーリーグ観戦の方が遥かに好きになった。
ところが、今年は全く逆転してしまった。
日本は各球場5,000人、大声無し、拍手だけ、と言った、まるでメジャーリーグの様な雰囲気の中で、投手の速球がミットを叩く音、打者の音、正に快打洗心、豪打・剛球感心の世界が初めて出現しているからである。
一方、米国は真逆の状態なのである。
無観客を貫いて観客席はガラガラなのに、観客がいる時の音か何かを効果音で流しているのだが、これが耳障りなのと、余計に、ナショナル・パスタイムが醸し出していた屈託のない米国最良の雰囲気の欠落を感じさせる。
ナショナル・パスタイムの雰囲気、様々なスポーツの満員の観客の雰囲気、コンサートの雰囲気、劇場の雰囲気。
これらは、中国の共産党一党独裁者達や韓国の反日主義者等の全体主義者や独裁者達には全く不要無用のものである。
その中国が世界中に撒き散らした武漢ウイルスの為に、中国等の国以外の自由主義国陣営では当然のものだった様々な楽しみが奪われている。
誰が奪ったのか。
奇しくも、我々の楽しみ、我々にとっては絶対的に必要な価値を、価値と認めない国である中国の親玉である習近平が奪ったのである。
なのに、米国の愚か者達は、習近平の策謀通りに、貴方達が自由を謳歌している国である米国で、騒動を繰り返しているのである。
トランプ政権攻撃を繰り返しているのである。
誰の為かを、一度、良く考えてみたらどうだ?
貴方達の欠点は、そもそも北京と東京の位置関係も分からない。
中国と日本の違いも分からない。
中国や韓国の実態も分からずに、あろうことか日本を非難する。
そのような、悪い意味での大雑把さが、貴方達の欠点なのだが。
今回のBlack Lives Matterは度が過ぎているんじゃないか?
愚かすぎるんじゃないか?
米国のスポーツ界、音楽界の億万長者は、圧倒的に黒人の方が多いんじゃないか。
大体、Black Lives Matterを先導している団体の資金源、或いは活動者達の実態を調べて、同調しているのか?
何も知らずに、騒動に加担しているだけの馬鹿なら、白人だろうと黒人だろうと、大した者にはなれない。
しかして高給取りにはなれない。
貴方達の言葉で言えば、そんな人間がルーザーなのは当然だろう。
物事は真相を知って判断すべきものである。
それは知性を有している者、21世紀を生きている者の当然の態様である。
私達の楽しみを奪ったのはトランプ大統領か?
そうではないだろう。
中国である事は自明の理だろう。
それとも米国も、日本の朝日新聞やNHK等のテレビメディアの様に、中国に忖度して武漢ウイルスの経緯を隠し通して、ウイルスの脅威だけを煽っているのか?
そうではないだろう。
トランプ大統領は、明言しているではないか、チャイナウイルスと。
この中国を増長させ、南シナ海を軍事基地化させたのは、オバマ以外の誰でもない。
本来、彼こそ米国大統領としては失格だったのである。
習近平を増長させた、その結果が今の世界の窮状である。
彼は中国を叩かねばならない時に、ホワイトハウスで、正に大統領特権を生かしてロック界の超大物を招いてコンサートを開催して悦に入っていた。
ある時はポール・マッカートニー、ある時はブルース・スプリングスティーン等を招いて、音楽の良き理解者というイメージを振りまいていたのである。
オバマは黒人である。
誰が彼を差別していたと言うのか?
言うまでも無く、ホワイトハウスでロックコンサートを開催する事は犯罪でも何でもないから、彼は逮捕されなかった。
彼は犯罪者ではないから、警官に逮捕されたり拘束されたりする事も無かった。
犯罪者を取り締まる事を、今の米国では差別と言うのか?

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